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【市況】ソフトバンクグは下げに転じるも全体のセンチメントは改善傾向/後場の投資戦略


日経平均 : 16,227.23 (+390.87)
TOPIX  : 1,311.28 (+28.88 )

[後場の投資戦略]

 さすがに買い疲れ感からか、ソフトバンクグ<9984>は下げに転じているが、テクニカル面でも強弱感が対立しやすいところでもあり、失望にはつながらないであろう。反対に原油相場の上昇による買戻しが幅広いセクターに向かっており、センチメントは改善傾向にあるとみられる。また、上値は抑えられたとしても、16000円を上回っての推移であれば、底堅さが意識されやすく、新興市場の中小型株などへ短期筋の資金がシフトしやすいだろう。
 なお、引き続き原油相場の動向に振らされやすいとみられる。イランは、今回の4カ国の合意自体は支持する考えを示したが、みずからも生産量の据え置きに同調するかどうかについては明言を避けている。この辺りが不安定さにつながる可能性もあるため、先物主導によるインデックス売買の動きにも注視する必要があるだろう。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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