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【市況】NY株式:ダウは222ドル高、産油量の凍結合意を好感


16日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は222.57ドル高の16196.41、ナスダックは98.44ポイント高の4435.96で取引を終了した。中国の1月銀行融資が予想を大幅に上回ったことで、アジア株が軒並み全面高となり、買いが先行。サウジアラビアやロシアなどの主要産油国が、原油生産量を1月の水準で据え置くことに合意したことが好感され、終日堅調推移となった。セクター別では全面高となり、商業・専門サービスや小売の上昇が目立った。



クーポン共同購入サイトのグルーポン(GRPN)は中国電子商取引のアリババ・グループ(BABA)が同社株5.6%を新規に取得したことが報じられ、大幅上昇。投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、堅調推移。携帯端末のアップル(AAPL)は最大で120億ドル規模となる社債発行計画を発表し、買われた。

本日、フィラデルフィア連銀総裁は、原油安の影響を受けて低調なインフレ率が回復するまで、追加利上げを延期することが望ましいとの認識を示した。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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