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【材料】CYBERDYNEの決算はネガティブにとらえる必要なし、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

CYBERDYNE<7779>が決算を発表しました。SMBC日興証券では決算速報コメントを出しています。

決算数値に対するSMBC日興証券の見方は『16/3期3Q決算を発表。3Q営業損益は3.3億円の赤字(前年同期:4.3億円の赤字)、経常損益は1.9億円の赤字(3.4億円の赤字)でサプライズはない』『今回の下方修正は同社の将来に対する成長ストーリーに影響を及ぼすものではなく、ネガティブに捉える必要はない』というものです。

また、日本でのHAL医療用下肢タイプを使った事業に関して2月10日開催の中央社会保険医療協議会で公開された保険償還価格(5週間以内の9回までは38,000円/日、以降は18,000円/日、難病患者に対するもの)が、既にドイツで行われている治療(500ユーロ、うち同社収入200ユーロ)を下回っていたことから、12日の株価は前日比15.6%の下落となったことに対して、少し長めですがレポートを引用します。

『これに関して同社では、(1)今回決定された技術料とは別に病院向けレンタル価格を設定し、(2)レンタル価格は保険収載額に連動させる部分と月額保守料の固定部分を組み合わせ、(3)同社収入がドイツ並みになるように設定する、と説明している。価格設定等の詳細については注視する必要があるが、少なくとも株式市場が懸念するような事態については同社は回避する方針を示しており、本日下落した株価は一旦は持ち直すだろうと弊社では考えている』とのことでした。

投資評価は最上級の「1」、目標株価はDCF(ディスカウンテッド・キャッシュフロー)法により設定された1,900円に変更ありません。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《NO》

 提供:フィスコ

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