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【通貨】豪ドル週間見通し:上げ渋りか、追加利下げ観測は後退せず


■続落、主要国の株安や円高・米ドル安の影響受ける

先週の豪ドル・円は続落。一時78円を下回った。米ドル安・円高が続いたことや、欧米、日本の株安を受けてリスク回避的な豪ドル売り・米ドル買いが観測されたことが要因。原油先物の下落は一服したが、リスク選好的な豪ドル買いは限定的だった。取引レンジは77円59銭-83円49銭。

■上げ渋りか、追加利下げ観測は後退せず

今週の豪ドル・円は上げ渋りか。金融市場の混乱は収束しつつあるが、豪準備銀行(中央銀行)は3月以降に追加利下げを行う可能性は残されている。リスク選好的な豪ドル買い・米ドル売りが大きく広がる状況ではなく、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルの対円レートは81円台で上げ渋る展開となりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・18日:1月失業率(予想:5.8%、12月:5.8%)

予想レンジ:79円00銭-82円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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