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【市況】【市場反応】米2月ミシガン大消費者長期インフレ期待は1979年来で最低、ドル伸び悩む


 外為市場では予想を下回った米ミシガン大消費者信頼感指数を嫌ったドル売りが優勢となった。ドル・円は113円17銭から112円59銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1224ドルから1.1278ドルへ上昇した。


 米国の2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は90.7と、上昇予想に反し1月92.0から低下し、昨年10月来の低水準となった。FRBもインフレ期待指標として注目している同指数の2月ミシガン大学1年期待インフレ率は2.5%と、1月に並んだものの、5?10年期待インフレは2.4%と、1月の2.7%から大幅に低下。1979年以来で最低を記録した。


 米商務省が発表した12月企業在庫は前月比+0.1%と、予想通り3か月ぶりのプラスに転じた。

【経済指標】
・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:90.7(予想:92.3、1月:92.0)
・米・2月ミシガン大学5?10年期待インフレ率:2.4%(1月:2.7%)
・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.5%(1月:2.5%)
・米・12月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%、11月:-0.1%←-0.2%)

《KK》

 提供:フィスコ

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