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【市況】日経平均は287円安でスタート、一時下げ幅は700円超、節目の15000円割れ/寄り付き概況


日経平均 : 15426.27 (-287.12)
TOPIX  : 1240.92 (-24.04)

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に続落で始まった。11日の海外市場では、欧州主要行の業績悪化懸念から欧州株が全面安となったほか、米国では前日のイエレンFRB議長の議会証言を受けて海外経済や米国景気の動向に警戒感が強まった。さらに原油先物相場が26ドル台と一段安となったほか、為替市場では日本の祝日で商いが細る局面での円急騰となり、一時1ドル110円台を付けていた。

 287円安から始まった日経平均は、幅広い銘柄が売り気配から始まるなか、下げ幅を拡大させており、下落幅は700円を超えている。節目となる15000円も14年10月21日以来に割り込んだ。セクターでは証券、鉄鋼、非鉄金属、海運、輸送用機器、ガラス土石、その他金融、電気機器、不動産、化学などの弱さが目立つ。上昇では電力ガスの1セクターのみ。

 規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも大幅な下げに。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1800を超えている。売買代金上位では、全面安商状の中で京セラ<6971>、そーせい<4565>が堅調。
《SY》

 提供:フィスコ

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