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【材料】マクドナルドは買い先行、15年12月期業績は営業赤字幅拡大も今期回復見込む

 日本マクドナルドホールディングス<2702>は買い先行で始まった。同社が9日取引終了後に発表した15年12月期連結決算は売上高1894億7300万円(前の期比14.8%減)、営業損益252億3300万円の赤字(前の期67億1400万円の赤字)、最終損益347億400万円の赤字(同218億4300万円の赤字)だった。期限切れ鶏肉問題や異物混入問題などの影響で消費者離れが進み、店舗改装コストなども損益を押し下げ、2期連続の営業赤字となり、損失幅も膨らんだ。

 ただ、足もとの業績悪は株価に相応に織り込まれており、16年12月期の連結営業損益は33億円の黒字を見込んでいることもあって、買い戻す動きが優勢となった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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