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【市況】ボリバン-2σ到達で、いったんは自律反発意識/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 9日のNY市場は下落。欧州株式が大幅続落となったことから売り先行の展開となった。午後に入って原油相場が一時27ドル台を付ける大幅下落となったことから、ダウは一時150ドル近く下げる場面もあった。しかしイエレンFRB議長の議会証言を明日に控えて、引けにかけては下落幅を縮小した。ダウ平均は12.67ドル安の16014.38、ナスダックは14.99ポイント安の4268.76。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の16115円。

 1/21安値に接近して起きており、いったんはダブル・ボトム形成が意識されやすいだろう。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジ内での推移であり、結果的に1日で一気に-2σ水準まで下げてきている。急ピッチの下げに対する自律反発も意識されやすい。15900-16200円のレンジを想定する。
 もっとも、月足形状では24ヶ月線からの1500円程度の長い下ひげを埋めてしまっており、再び下ひげを残すことが出来るかを見極める必要がある。切り返せないと月足の一目均衡表の雲上限が位置する14000円辺りが意識されてくる。

[予想レンジ]

上限 16200円-下限 15900円

《TM》

 提供:フィスコ

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