市場ニュース

戻る
 

【市況】【市場反応】米12月JOLT求人件数/卸売在庫・売上高、ドル買い再燃


 外為市場では予想を上回った米国の雇用指標や卸売在庫の結果を好感したドル買いが再燃した。ドル・円は114円32銭の安値から115円39銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.1300ドルの高値から1.1260ドル前後へ反落した。


 米国労働省が発表した12月JOLT(求人労働移動調査)求人件数は560.7万件と、市場予想の541.3万件を上回り過去最高を記録した7月以来で最高となった。


 同時刻に米商務省が発表した12月卸売在庫は前月比-0.1%と、3ヶ月連続のマイナスに落ち込んだものの、市場予想の-0.2%を上回り、下落率は3ヶ月間で最小。また、卸売売上高も前月比-0.3%と、3ヶ月連続のマイナスとなったが下落率は11月-1.3%から縮小、市場予想の-0.4%を下回った。卸売・在庫比率は1.32と11月と同水準となった。

【経済指標】
・米・12月JOLT(求人労働移動調査)求人件数:560.7万件(予想:541.3万件、11月:534.6万件←543.1万件)
・米・12月卸売在庫:前月比-0.1%(予想:-0.2%、11月:-0.4%←-0.3%)
・米・12月卸売売上高:前月比-0.3%(予想:-0.4%、11月:-1.3%←-1.0%)

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均