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【材料】USSが急反落、米系大手証券は自助努力で着実な増益を継続している点を評価

 ユー・エス・エス<4732>が急反落。1月21日につけた昨年来安値1618円を更新している。同社は8日引け後に16年3月期第3四半期累計の連結決算を発表、売上高は前年同期比2.7%増の503億6100万円、営業利益は同5.3%増の253億2300万円で着地した。

 ゴールドマン・サックス証券は決算を受けリポートをリリース。落札手数料の値上げや、既存オークション会場への投資によるシェア拡大の継続(2014年:32.3%→2015年:33%)といった、自助努力で着実な増益を継続している点を評価すべきと考えると解説。今後は、トヨタ<7203>のプリウスのモデルチェンジ等が契機となり、過去数年間停滞する新車販売台数の反転が見られれば、同社の出品台数/成約率の押し上げとなると見て、月次売上の推移を注視したいとの見解を示している

 同証券は投資判断「買い」を継続し、目標株価は2300円から2200円へ調整している。
《MK》

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