市場ニュース

戻る
 

【市況】NY株式:ダウは177ドル安、欧州株安や軟調な原油相場を嫌気


8日の米国株式相場は下落。ダウ平均は177.92ドル安の16027.05、ナスダックは79.39ポイント安の4283.75で取引を終了した。欧州株が全面安となったことに加えて、原油相場が一時30ドルを下回る大幅下落となり、朝方から大幅安となった。金融やハイテクセクターの主要銘柄を中心に売りが広がり、ダウは一時400ドルを超す下落となる場面もあった。しかし、引けにかけて下げ幅を縮小した。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品やエネルギーが上昇する一方で耐久消費財・アパレルや銀行が下落した。

石油ガス生産会社のチェサピーク・エナジー(CHK)は破産申請の検討が報じられ、大幅下落。原油価格の下落や世界経済の減速懸念を受けて、モルガン・スタンレー(MS)やゴールドマンサックス(GS)などの金融関連企業が軟調推移となった。また先週に引き続き、主要ハイテク株の一角であるフェイスブック(FB)、アマゾン(AMZN)などにも売りが広がった。一方で、玩具メーカーのハズブロ(HAS)は決算内容が好感され、上昇した。

メディアの21世紀フォックス(FOX)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、一株利益は予想に一致したものの、売上高は下振れた。時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均