市場ニュース

戻る
 

【材料】グンゼは後場下げ幅を拡大、タッチパネルの低迷などで16年3月期業績予想を下方修正

 グンゼ<3002>が後場に入り下げ幅を広げてきた。株価は一時、前日比20円安の305円まで売られている。

 午後1時20分ごろ、16年3月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の1430億円から1400億円(前期比0.8%減)へ、営業利益を35億円から32億円(同3.8%増)へ、最終利益を21億円から3億円(同90.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 パソコン向けタッチパネル販売低迷と競争激化などで電子部品分野の業績が予想以上に悪化したことに加えて、中国子会社の生産設備について減損損失を行ったことが響いた。なお、第3四半期累計(15年4~12月)の連結決算は売上高1064億円(前年同期比1.3%増)、営業利益35億2800万円(同6.7%増)、最終利益9億8900万円(同68.1%減)だった。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均