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【市況】11時時点の日経平均は4日続落、東芝が東証1部下落率トップ


11時00分現在の日経平均株価は16840.42円(前日比204.57円安)で推移している。4日の米国市場ではNYダウが続伸したが、12月製造業受注指数が市場予想を下振れしたことなどから米国の追加利上げ観測が後退し、為替相場は1ドル=116円台まで円高に振れた。シカゴ日経225先物清算値も16815円と大きく下げ、これにサヤ寄せする形で日経平均は254円安からスタートした。寄り付き後は下げ渋る動きも見られたが、今晩の米1月雇用統計発表を控え16800円台でのもみ合いが続いている。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソフトバンクグ<9984>などが軟調。円高進行が嫌気され富士重<7270>やマツダ<7261>は4%超の下落に。前日に決算発表した丸井G<8252>やイビデン<4062>も急落。また、第3四半期決算や通期業績予想の修正を発表した東芝<6502>が12%安で推移しており、銭高組<1811>、三信電気<8150>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、小野薬<4528>、JT<2914>、日立<6501>、三井物産<8031>、ソニー<6758>などが堅調。前日発表した決算を受けてニコン<7731>やスクエニHD<9684>の上昇が目立つ。シャープ<6753>が大幅続伸しているほか、通期業績予想の上方修正や自社株買いを発表したテルモ<4543>は10%超の上昇に。また、ヤマハ<7951>、グリー<3632>、BPカストロール<5015>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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