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【通貨】外為サマリー:1ドル118円挟み一進一退、米利上げ観測後退で円高進む

 4日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=117円90銭前後と前日午後5時時点に比べ2円00銭強の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=130円73銭前後と同10銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は、午前10時以降は118円ラインを挟んだ一進一退。午前10時00分過ぎに117円64銭まで値を下げる場面があったが、下値には買いが流入した。その後、午後に入っても118円前後のもみ合いが続いた。米金融当局者が景気の先行きに慎重見通しを示しており、3月の米国の利上げは遠のいたとの見方が出たことも、ドル売り・円買い要因に働いた。

 また、この日の東京株式市場では、日経平均株価が1万7000割れの水準では買いが流入したことも、一段のドル安・円売りを抑える要因となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1089ドル前後と前日に比べ 0.0180ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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