【市況】ETF売買動向＝4日前引け、野村東証銀行、大和東証銀行が新安値

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比21.6％減の2344億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同22.1％減の2174億円だった。

　個別ではダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> 、ダイワ銀行上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1648> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が8.70％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が8.53％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が6.85％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が4.22％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウダブルブルドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.93％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は6.80％安、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> は4.27％安、ＮＥＸＴ　機械 <1624> は4.16％安、ｉＰａｔｈ　ＶＩＸ短期先物指数連動受益証券発行信託 <2030> は4.07％安、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.91％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が121円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1653億1900万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1555億5600万円も上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が180億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が109億1700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が84億6300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億7100万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が20億2000万円の売買代金となった。


株探ニュース