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【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家レインボー氏:トレードに負けた時の対処法


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家レインボー氏(ブログ「専業主夫トレーダーになりました。」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年1月30日12時執筆

激動の1月が終わりました。1月最終取引日も、今まで見たことのないような日経平均の動き・・・。連日の高ボラティリティ相場で苦しんだ方が多いように思います。
前回の記事の通り、僕も1月はかなり苦しみ、月初から大きな損失を出してしまいましたが、そこからなんとか立て直し、無事今月も相場の世界に生き残ることができました(笑)

前回は、「トレードで負ける」とはどういうことか、その考えをお話ししました。トレードに恐怖や不安を感じてしまうということでしたね。今日は自分なりのその対処法をお話したいと思います。何か参考になれば嬉しいです。


負けた時の対処法(1)他の方のブログを見る

「こいつも負けてる、メシウマww」ってするわけではないですよ(笑)
やはり誰かと経験を共有したいもので、他に同じように苦しんでいる方がいれば、苦しんでいるのは自分だけではないと思えますし、ましてや自分より資金が大きい人を見ると、自分の悩んでいることがものすごくちっぽけに思えます。もちろん、勝っている方のブログであれば、自分も負けていられない!って気持ちになりますしね^^


負けた時の対処法(2)部屋を掃除する

気持ちをリセットしたいなら、まずは周りから。負けた時はトレードルームを片づけます。デスク周辺がすっきりすれば、多少は気持ちもすっきりしますかね。トレードデスクなんて案外ホコリだらけですからねー。モニターも電化製品ですから、静電気でホコリがつきますからね・・・。そういうのもいい機会と思って、気持ちが落ち込んでいる時にきれいにしています。


負けた時の対処法(3)収支表をリセットする

僕は、とある日を基準として資産の推移をエクセルで管理して付けています。
例えばですが、300万円スタートで1000万円まで行ったところで、100万円負けて900万円になった場合、どうしても、また1000万円を目指そうとして気持ちが焦り気味になってしまいます。こうなるとトレードにも悪影響が出るので・・・。
取り返そうとする気持ちを数字で見えないように、再度キリのいい適当な数字から資産推移を付け直すなどして、気持ちをリセットしています。出金するわけではないですよ。100万円入金して、1000万円から始めたりしてもよいと思いますし。とにかく前回の資産高値を見ないように・・・。ドローダウンを悪い意味で意識しないように気を付けています。


負けた時の対処法(4)出金する

ロットを落とすという意味で出金する場合もあるのですが、僕としては出金するという行動自体で気持ちが安心するので・・・。
トレーダーさんなら理解してくれる方がいるかもしれませんが、証券口座に入っている現金は、「お金」というより「数字」なんですよね(笑)それが出金されて銀行口座に入った途端「お金」に見えます。ほとんどの資産が証券口座に入っているので、普段銀行口座はカツカツのことが多いです。それが出金されて、銀行口座のお金が増えると、まだ生活は大丈夫・・・という気持ちになります(笑)


負けた時の対処法(5)ロットを落とす

トレードに不安を抱くということは、また大きな損失を出してしまうのではないかという気持ちがどこかにあるでしょう。ロットを落として、その最大損失額を小さくすれば、気持ちに余裕ができると思います。とある取引で10万円損した場合、もしロットを1/10にすれば同じトレードでも1万円の損失で済みます。ロットを小さくすれば気持ちに余裕ができて、また以前のような良いトレードが回復してくるのではないでしょうか。やるべきことはリハビリトレードです。


負けた時の対処法(6)思い切ってトレードを休む

トレードを休んでしまうと、勘が鈍ったり、蓄積されてきた知識に穴ができたりすることになるので、あまりお勧めはしませんが・・・。
それでも、大損したり、メンタルが整っていない状況でトレードを続行したりするよりはずっとマシかと思います。あんなにトレードするのが怖かったのに、トレードを休むと、「あ、またトレードしたいなぁ・・・。」って自然と気持ちが前向きになったりするものです。

もちろんトレーダーにとってトレードは仕事であり、お金を稼ぐことが最大の目的です。ですが、トレーダーの方の多くは、トレードという行為自体が好きで、トレードを続けていることと思います。トレードが好きという気持ちが回復すれば、また良いトレードで相場に挑むことができると考えています。


他にもいろいろな方法があると思いますので、自分なりの気分転換方法を見つけていただけたらと思います。

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執筆者名:レインボー
ブログ名:専業主夫トレーダーになりました。

《NO》

 提供:フィスコ

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