市場ニュース

戻る
 

【経済】政治から読み解く【経済と日本株】民主・岸本議員:マイナス金利は予想しておらず、5対4での僅差での決定には、ビックリポンで


民主党の岸本議員は「マイナス金利を導入しました。金利はゼロからマイナス0.1%に引下げ。今後の追加緩和は長期国債の購入額80 兆円のままで金利が下がることになります。「マイナス金利付き量的・質的金融緩和の導入」と言っていますが、結局は、量的緩和から事実上の金利ターゲット政策への移行です。これ以上の、量的緩和はリスクが高過ぎるということです。しかし、人民元問題のリスクや新興国の経済不振などの問題が残っている以上、抜本的な解決策にはなりません。今日の株式市場が、その効果を見極め切れず乱高下したことがそのことを物語っています。マイナス金利は予想しておらず、5対4での僅差での決定には、ビックリポンです。」と指摘した(1/29)

日銀内部でも僅差の結果となっており、当座預金の一部にマイナスの利率を適用することについての評価はまちまちとなっている。29日の株式市場は結局大幅高となったが、市場関係者の間からは、今回の措置は株高につながるようなものではないとの声が聞かれている。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均