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【材料】大東建託が乱高下、国内大手2証券は目標株価を引き上げ

 大東建託<1878>が朝方に連日で昨年来高値を更新する場面があった。後場に入り、指数の上昇につられる格好で今日の高値に並ぶ場面も見られたものの、現在は前日終値近辺で小動きとなっている。

 野村証券では、同社が28日に発表した15年4~12月期決算を受けて、業績予想を上方修正。値上げ効果に加えて、労務費の上昇一服でアパート建設工事の粗利益率が改善したことによることが要因と解説している。目標株価は1万6080円から1万7120円へ引き上げ、レーティングは「バイ」を継続している。

 このほかSMBC日興証券では、決算はポジティブな印象と評価。完成工事総利益率の向上を織り込んで業績予想を増額し、目標株価を従来の1万4600円から1万6000円へ引き上げ、投資評価は「2」(中立)を継続している。
《MK》

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