市場ニュース

戻る
 

【市況】節目の17000円回復へ/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 22日のNY市場は上昇。欧州や日本で追加緩和観測が強まり、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、買いが先行。原油相場も大幅上昇となり、終日堅調推移となった。ダウ平均は210.83ドル高の16093.51、ナスダックは119.12ポイント高の4591.18。シカゴ日経225先物清算値は大阪比360円高の17230円。

 シカゴ先物にさや寄せする格好からギャップ・アップで始まり、節目の17000円を回復してくることになろう。その後は17000円での底固めといった展開が意識されるが、インデックスに絡んだ商いが中心になるため、先週同様、値動きの荒さには注意したいところである。16400-16900円処は真空地帯であったが、17000-17300円辺りは若干商いが膨らんでおり、強弱感が対立しやすい。ただ、この水準をあっさりクリアしてくると、18000円辺りまではそれ程抵抗はなさそうだ。

 MACDは切り上がりをみせており、シグナルとの乖離が縮小しているほか、パラボリックのSAR値は16900円辺りに下がってくるため、きょう陽転シグナルを発生させてくる。新値足については陽転していないが、終値で17150円辺りを捉えてくると3本足が陽転する。月足では24ヶ月線が17500円処に位置しており、週末終値でこれをクリアしてくると、ボトム意識が強まりやすい。17000-17400円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 17400円-下限 17000円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均