市場ニュース

戻る
 

【通貨】1月20日のNY為替概況


 20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円20銭まで下落後、117円05銭へ上昇した。

予想を下回った12月消費者物価指数や住宅着工件数を受けてドル売りが優勢となったほか、世界経済の鈍化懸念、原油価格が13年ぶりの安値を更新したことを警戒したリスク回避の円買いが加速。その後、引けにかけて米国株式相場が下げ止まったため円買いが後退した。

ユーロ・ドルは、1.0936ドルから1.0877ドルへ下落して、1.0890ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)定例理事会を控えて域内の金利先安感に伴うユーロ売りが上値をおさえた。ユーロ・円は、127円64銭から126円63銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4152ドルから1.4219ドルのレンジで上下に振れた。

ドル・スイスは、0.9991フランへ下落後、1.0058フランへ上昇した。



[経済指標]・米・12月消費者物価指数:前年比+0.7%(予想:+0.8%、11月:+0.5%)・米・12月消費者物価コア指数:前年比+2.1%(予想:+2.1%、11月:+2.0%)・米・12月消費者物価指数:前月比-0.1%(予想:0.0%、11月:0.0%)・米・12月消費者物価コア指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、11月:+0.2%)・米・12月住宅着工件数:114.9万戸(予想:120.0万戸、11月:117.9万戸←117.3万戸)・米・12月住宅建設許可件数:123.2万戸(予想:120.0万戸、11月:128.2万戸←128.9万戸)

《KY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均