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【通貨】外為サマリー:1ドル116円台80銭台へ急激な円高、リスク回避の円買い膨らむ

 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=116円89銭前後と前日午後5時時点に比べ1円00銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=127円98銭前後と同10銭前後のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円相場は正午過ぎ以降、一段のドル売り・円買いが加速。午前中は117円20銭前後で推移していたが、午後1時前に117円ラインを割り込み、その後、116円80銭台まで値を下げた。

 原油価格が時間外取引で大幅安となったほか、日経平均株価も急落するなか、リスク回避のドル売り・円買いが膨らんだ。今晩のニューヨーク市場では米12月住宅着工戸数や12月消費者物価指数の発表などが予定されているが、NYダウが下落した場合、ドル円相場はなお下値を試す可能性もある。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0949ドル前後と前日に比べ 0.0080ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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