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【材料】ニフコ、欧州証券は製品構造解析インフラ整備などが、自動車1台当たり売上高拡大を可能にするとの見解

 ニフコ<7988>が3日ぶりに小反落。朝方に売り買い交錯の後、プラス圏で推移する場面があったものの、現在は前日終値と比べ小安い水準で推移している。

 ドイツ証券は、1月18日に同社の技術開発センターを見学する機会を得たとのリポートをリリース。同センターは、東日本の開発中核拠点(従業員90人)で、製品の構造解析、樹脂流動解析、流体解析のための各種試験設備が網羅的に整備されていると紹介。

 同証券ではまた、樹脂は国内だけで1000種類を超え、完成車メーカーの機能保証要請は多岐に渡ると解説。同社の充実した評価試験設備がこうした対応を可能にしているほか、営業と技術要員の密接なタイアップによる顧客ニーズの汲み取りと製品構造解析インフラの整備が、同社の持続的な自動車1台当たり売上高拡大を可能にしているとの見解を示している。現時点でレーティングは「ホールド」、目標株価5400円を継続している。
《MK》

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