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【市況】NY株式:ダウは27ドル高、中国の追加緩和期待も原油安が重し


19日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は27.94ドル高の16016.02、ナスダックは11.47ポイント安の4476.95で取引を終了した。中国で10-12月期国内総生産(GDP)が25年ぶりの低成長となったものの、概ね予想に一致した。同国での追加緩和策への期待も高まり、アジア・欧州株が全面高となった流れを受け、買いが先行。NY原油先物相場が一時3%安となったことで下落する場面もあったが、引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、家庭用品・パーソナル用品や公益事業が上昇する一方でエネルギーや素材が下落した。

原油相場の下落を受けて、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CVX)などエネルギー関連企業が軟調推移。宝飾品のティファニー(TIF)はホリデーシーズンの販売不振が明らかとなり、通期の利益見通しを引き下げ、下落。短文投稿サイトのツイッター(TWTR)は一部地域でアクセス障害が発生し、売られた。一方で、投資銀行のモルガン・スタンレー(MS)は決算内容が好感され、上昇。

動画配信サービスのネットフリックス(NFLX)はマーケット終了後に10-12月期決算を発表、売上高は予想をやや下回り、一株利益は上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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