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【市況】NY金:反落で1089.10ドル、中国景気テコ入れ期待による世界的な株高が圧迫


 NY金は反落(COMEX金2月限終値:1089.10↓1.60)。1083.20ドルまで下落した後、1090.00ドルまで上昇した。中国のGDP、鉱工業生産、小売売上高はどれも下振れだったが、当局が近く景気テコ入れに乗り出すとの期待感が浮上。中国はもとよりアジア、欧米でも株高となったことで、金は安全資産としての買い需要が後退し、売りが先行した。



 しかし、終盤には、世界的な供給過剰感からNY原油先物が28ドル台まで下落。米国債利回りが低下して、ドルが軟調になったことで、金は買い戻しが優勢になり、下落幅を縮小した。

《KK》

 提供:フィスコ

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