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【市況】東京株式(前引け)=外部環境悪を背景に大幅続落

 18日前引けの日経平均株価は前週末比333円安の1万6814円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は12億2691万株、売買代金概算は1兆1471億2000万円。値上がり銘柄数は112、対して値下がり銘柄数は1780、変わらずは43銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の海外株安の流れを受けて大きく売りが先行、日経平均はリスク回避の売りがかさみ一時1万6700円台を割り込み昨年来安値を下回った。下値模索の続く原油市況や中国・上海株安、外国為替市場の円高進行も嫌気された。先物主導の下げで売り一巡後は下げ渋る動きをみせ、1万6900円台半ばまで戻す場面もあったが、前引けにかけ再び軟化する展開に。東証1部全体の92%の銘柄が下げる売り圧力の強い地合いとなっている。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が急落で昨年来安値更新、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも安い。村田製作所<6981>、小野薬品工業<4528>も売られた。さくらインターネット<3778>が大幅安、ピジョン<7956>、アクリーティブ<8423>も大きく下げた。半面、タカキタ<6325>が逆行高で一時ストップ高に買われ、あさひ<3333>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>なども値を飛ばした。日新電機<6641>、いちごグループホールディングス<2337>も高い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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