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【市況】15日の株式相場見通し=買い戻し先行で反発、米株高や円安進行を好感

 15日の東京株式市場は、週末でポジション調整の売りが予想されるものの、前日後場後半の下落幅縮小の流れを引き継いぎ、押し目買いや買い戻しの動きが出て、日経平均株価は反発となりそうだ。前日の米株式市場でNYダウ平均株価が大幅反発となったことや、外国為替市場で円安が進行していることも買い支援材料となりそうだ。

 14日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比227.64ドル高の1万6379.05ドルと大幅反発した。前日のNYダウ平均株価急落の反動に加え、原油価格先物相場が上昇したことで、市場心理がやや改善し買い戻しが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前日比88.938ポイント高の4615.003と急反発した。
 15日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=118円20銭台と、前日夕刻に比べて円安・ドル高が進行している。

 日程面では、15年の企業活動基本調査速報、12月の投資信託概況、12月の発受電電力量速報に注目。海外では、EU財務相理事会、米12月の小売売上高・卸売物価・鉱工業生産・設備稼働率、欧州12月の新車販売台数が焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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