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【市況】14日の香港市場概況:ハンセン0.6%安と反落、外部環境の不透明感が重し


14日の香港市場は値下り。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比117.47ポイント(0.59%)安の19817.41ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が34.86ポイント(0.41%)安の8459.63ポイントとそろって反落した。売買代金は754億3300万香港ドル(13日の売買代金は773億5200万香港ドル)。

外部環境の不透明感が重し。原油相場の先安感が強まるなか、昨夜の米株が急落した流れを継いだ。ただ、引けにかけて下げ渋る動き。本土株が終盤に入り急反発したことを支えに、香港でも買い戻しの動きが強まった。ハンセン指数は一時2.14%安まで下げたが、急速に戻りを試している。

ハンセン指数の構成銘柄では、米菓・飲料メーカーの中国旺旺HD(151/HK)が4.3%安、同業の康師傅HD(ティンイー:322/HK)が3.0%安、香港大手商社の利豊(リー&フン:494/HK)が2.8%安と下げが目立った。

前日に急伸した空運株もさえない。中国南方航空(1055/HK)が3.3%安、中国国際航空(753/HK)が3.8%安、中国東方航空(670/HK)が3.0%安で引けた。

インフラ関連株の一角も売られる。ゼネコンの中国鉄建(1186/HK)が2.4%安、中国交通建設(1800/HK)が1.4%安、発電設備のハルビン電気(ハルビン・エレクトリック:1133/HK)が3.5%安と値を下げた。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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