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【経済】中国:重慶市で「光る豚肉」見つかる、飼料のリンが原因か


重慶市でこのほど、青白く光る豚肉が見つかった。現地の食品薬品監督管理局に送付され、検査が進められている。同局の職員によると、豚がリンを含んだ飼料を食べ過ぎたことが原因のようだ。央視新聞などが伝えた。
重慶市に住む簡さんの妻は先ごろ、市内の自由市場で豚肉を購入した。ソーセージを作るため、豚肉を切って桶に入れた時には特に変わった様子はなかったという。数日後の早朝、その桶の中から光が漏れているのを簡さんが発見。電気を消して確認したところ、桶の中の豚肉が青白い光を発していた。簡さんによると、豚肉を何度も洗うと青白い光がより青くなったという。
食品薬品管理監督局によると、発光の具体的な原因はまだ特定されていない。ただ、リンを含んだ飼料を一定量食べたことが原因とみられている。リンの過剰摂取は骨粗鬆症などをにつながるため、仮に「光る豚肉」を見つけた時には、食べないように注意を呼びかけた。
販売店によると、この豚肉は正規の食肉処理場から卸したもので、豚肉を検査した印もあるという。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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