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【通貨】NY為替:ドル・円は117円67銭、根強い原油先安感でリスクオフ


 13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円35銭から117円64銭へ下落し117円67銭で引けた。中国の人民元相場の安定や、貿易、輸出関連指標が予想外に改善したこと、また、原油の反発などで安心感が広がり、いったんリスク選好の円売り、ドル買いが強まった。その後、米国の週次石油在庫統計の増加を受けて、原油価格が伸び悩んだことや株安に連れ、リスク回避の動きが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0814ドルから1.0888ドルへ上昇し1.0875ドルで引けた。予想を下回ったユーロ圏の11月鉱工業生産指数を受けて、ユーロ圏の金利先安感が広がり、ユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、127円72銭から128円54銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4401ドルから1.4469ドルへ上昇。ドル・スイスは、1.0107フランから1.0052フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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