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【市況】NY原油:続落で30.44ドル、米在庫増予想などで売り再燃


 NY原油は続落(NYMEX原油2月限終値:30.44↓0.97)。32.21ドルから29.93ドルまで下落した。中国人民元の落ち着きや上海総合指数の小幅反発が好感されたほか、ナイジェリアのカチク石油資源相が「原油価格が30ドルを下回れば、OPECは緊急総会を開催する可能性」を示唆したことで、当初原油の買い戻しが先行した。



 しかし、12日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、13日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、EIA週報では在庫増の予想になっていること。また、EIAが2016年の世界原油需要予想を引き下げたことで、原油の売りが再燃した。

《KK》

 提供:フィスコ

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