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【市況】NY株式:ダウは392ドル安、人民元安や軟調な原油相場を嫌気


7日の米国株式相場は下落。ダウ平均は392.41ドル安の16514.10、ナスダックは146.34ポイント安の4689.43で取引を終了した。中国経済への懸念が強まる中、人民元安の進行を受けてアジア、欧州株が全面安となり、米国株も売りが先行。原油相場に下げ止まりの兆しが見えないことも嫌気され、終日軟調推移となった。ダウは一時440ドルを超す下落となった。セクター別では全面安となり、特に自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器の下落が目立った。

住宅建設のKBホーム(KBH)は、決算内容が嫌気され大幅下落。携帯端末のアップル(AAPL)はiPhoneの需要減退懸念からアナリストの目標株価引き下げが相次いでおり、14年10月以降初めて100ドルを下回った。検索サイトのヤフー(YHOO)は約10%の人員削減を計画していることが明らかとなり、軟調推移。一方で、小売のメーシーズ(M)は人員削減やコスト削減策が好感され、上昇した。

ダウとナスダック総合指数は史上最高値をつけた昨年5月、7月からそれぞれ約10%の下落となった。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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