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【通貨】NY為替:ドル・円は118円50銭、米FOMC議事録で低インフレ懸念表明、ドル伸び悩む


 6日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円77銭まで上昇後、118円33銭へ下落して118円50銭で引けた。フィッシャー米FRB副議長のタカ派発言「市場の金利見通しは低過ぎ」、米12月ADP全米雇用報告で雇用者数が予想外に増加、11月貿易赤字も予想以上に縮小したことを受けてドル売りがいったん後退。その後、公表された12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で利上げの条件が整ったとの意見で、ほとんどのメンバーが一致したものの、長引く低インフレへの著しい懸念が表明されたため、ドル売りが再開された。


 ユーロ・ドルは、1.0715ドルへ下落後、1.0800ドルへ上昇し1.0785ドルで引けた。米FOMC議事録を受けて米国の利上げが一段と遅いペースにとどまるとの見方が強まり、ドル買いが後退した。ユーロ・円は、127円09銭から127円94銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.4602ドルから1.4648ドルのレンジで上下した。ドル・スイスは、1.0115フランから1.0058フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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