本日のマザーズ市場では、フィンテック関連を中心としたテーマ株物色の流れが継続し、マザーズ指数は一時3%近い上昇となった。ただ、外部環境への警戒感から日経平均が一時600円を超える下げとなり、新興市場でもリスク回避の売りが広がった。マザーズ指数はマイナスに転じる場面もあった。なお、マザーズ指数は小幅に4日続伸、売買代金は概算で1324.86億円。騰落数は、値上がり73銘柄、値下がり144銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、フィンテック関連のラクーン<
3031>やインフォテリア<
3853>、マイナンバー関連のITBOOK<
3742>がストップ高まで上昇した。ロックオン<
3690>は21%高で大幅に8日続伸。ビリングシス<
3623>、ALBERT<
3906>、エイジア<
2352>、アイリッジ<
3917>は10%超の上昇に。その他、SOSEI<
4565>、モルフォ<
3653>、アークン<
3927>、ミクシィ<
2121>、メタップス<
6172>などが堅調だった。一方、サイバダイン<
7779>、インベスターズクラウ<
1435>、オープンドア<
3926>、ダブルスタンダード<
3925>、ブランジスタ<
6176>などが軟調。また、ネオジャパン<
3921>、GNI<
2160>、ソネット・メディア<
6185>がマザーズ下落率上位となった。
《HK》
提供:フィスコ