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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株安引き継ぎ反落スタート

 2016年大発会となった4日の東京株式市場は大きく売り先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比215円安の1万8818円と反落。昨年末の欧米株市場が総じて軟調で終わり、シカゴ日経平均先物も30日の大阪取引所の清算値を大幅に下回ったことから、これに追随する動きを余儀なくされている。

 外国為替市場では足もと1ドル=120円30銭近辺の推移で、引き続き120円ラインの攻防を意識させ、輸出株中心に警戒ムードも漂う。ただ、昨年大納会の時点で東証1部の騰落レシオは79.8%と売られ過ぎゾーンとされる80%を割り込む状況にあり、下値では個人投資家などを中心に押し目買いが入りやすい状況で、売り一巡後の動きが注目される。寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、水産を除き安い。値下がりで目立つのは、ゴム製品、空運、精密機器、輸送用機器、銀行など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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