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【市況】NY原油先物週間見通し:こう着か、米輸出解禁で改めて供給過剰感警戒も


■NY原油先物
安値:35.35ドル
高値:38.28ドル
終値:38.10ドル
前週末比(騰落率):5.66%

■上昇、週間では8月以来の上げ幅

上昇。4日続伸で週間ベースでは4カ月ぶりの大幅高となった。米エネルギー情報局(EIA)の統計による、原油在庫の減少や、掘削業者のリグ(掘削装置)稼動数の減少も材料視された。その他、クリスマスの祝日を控え、売り方の買戻しの動きなどもあったとみられる。


■こう着か、米輸出解禁で改めて供給過剰感警戒も

想定レンジ:35.00~41.00ドル

こう着か。前週の上昇はクリスマス休暇を前にしたポジション調整による買戻しが優勢との見方であり、年末にかけてはこの流れが続く可能性がある。ただし、年明け以降は米国の輸出解禁で改めて過剰感が強まるほか、雇用統計などの重要な経済指標の発表を控えて手掛けづらくなりそうだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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