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【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値下がり、上場企業株を購入の際に情報開示を強化されたことがマイナス材料


【ブラジル】
休場

【ロシア】MICEX指数 1742.71 -0.29%
24日のロシア株式市場は反落。主要指標のMICEX指数は、前日比5.14ポイント安(-0.29%)の1742.71で取引を終了した。1757.50から1738.72まで下落した。

ブレント原油先物の続伸を受けて、エネルギー関連銘柄が上昇したが、前日の大幅高の後で利益確定の売りがやや勝るかたちになったとみられる。ただ、欧州市場の一部がクリスマス休場入りし、ほかも短縮取引となる状況に、ロシア株式市場も取引手控え気味になったもよう。ロシア市場は25日も取引を行う。

【インド】SENSEX指数 25838.71 -0.04%
24日のインドSENSEX指数は弱含み。前日比11.59ポイント安(-0.04%)の25838.71、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同4.90ポイント安(-0.06%)の7861.05で取引を終えた。

小幅高で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力が強まった。また、あす25日はクリスマス休暇でインド市場が休場となるため、積極的な買いも手控えられた。

【中国本土】上海総合指数 3612.49 -0.65%

24日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比23.60ポイント安(-0.65%)の3612.49ポイントと続落した。

上値の重い流れが続く。政策期待が根強いなか序盤に買われる場面がみられたものの、中盤から下げの勢いが増した。上海総合指数は依然として約4カ月ぶりの高値水準にあるため、利食い売り圧力がやや強まっている。中国保険業監督管理委員会(保監会)は23日、各保険会社に対して、上場企業株を購入する際の情報開示を強化させる方針を決定したと発表した。これがマイナス材料として意識されている。新規株式公開(IPO)に伴う需給悪化の懸念も重し。

《CS》

 提供:フィスコ

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