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【材料】能美防災---第2四半期累計決算は上ブレ、3期連続の最高益に向けて順調


能美防災<6744>は火災報知機やスプリンクラーなどを手掛ける消防用設備のトップメーカー。警備大手セコムの連結子会社で、同社株の50.3%をセコムが保有している。2016年12月に創立100周年を迎えるにあたり、2013年に2016年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定。持続的な成長を目指し、現在は収益力の強化や海外事業の拡大、物づくり機能強化と迅速な市場投入、人材育成の強化などの施策に取り組んでいる。

2016年3月期は売上高が前期比6.6%増の1000.00億円、営業利益が同1.6%増の94.50億円と売上高、利益ともに過去最高を見込んでいる。11月6日に発表した第2四半期累計決算は、売上高が会社計画を26.70億円上回る456.70億円(前年同期比19.6%)、営業利益が同8.29億円上回る39.79億円(同32.4%増)で着地。大型案件が集中したことによる収益寄与があったほか、民間設備投資の持ち直しも追い風になった。また、中期経営計画で取り組んできた施策も着実に出てきている。

《SF》

 提供:フィスコ

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