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【市況】NY株式:ダウは165ドル高、原油価格36ドル台へ反発を好感


22日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は165.65ドル高の17417.27、ナスダックは32.19ポイント高の5001.11で取引を終了した。アジアや欧州の株式相場が上昇した流れを受け、買いが先行。7?9月期GDP確定値は下方修正されたものの、予想は上回った。NY原油先物価格が36ドル台まで反発したことを好感して、素材・エネルギー関連株に幅広く買いが広がり、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。セクター別では全面高となっており、特に食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品の上昇が目立った。

建設機械のキャタピラー(CAT)は、一部アナリストの強気の見通しを受け上昇。食品のコナグラフーズ(CAG)や給与支払いサービスのペイチェックス(PAYX)は決算が予想を上回り堅調推移となった。自動車のフォード(F)と検索大手のアルファベット(GOOGL)は、自動運転自動車の開発で協力・提携するとの見方から両社とも上昇。一方でファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は大腸菌やノロウィルスなど衛生問題の原因究明に時間を要していることが嫌気され、続落。

マーケット終了後に半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)が発表した9-11月期決算は、調整後一株利益は予想を上回ったものの、売上高や今期業績見通しが冴えず、時間外取引で下落して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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