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【通貨】NY為替:ドル・円は122円55銭、米国の利上げ受けたドル買い継続


 17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円42銭へ下落後、122円88銭まで上昇し122円55銭で引けた。米国の12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のマイナスに落ち込んだことを嫌気し、ドル買いがいったん後退する局面もあった。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)によるほぼ10年ぶりの利上げを織り込むドル買いが継続し、底堅い展開となった。


 ユーロ・ドルは、1.0871ドルから1.0802ドルへ下落し1.0827ドルで引けた。オーストリア中銀のノボトニー総裁の「米国の利上げは予想に一致、かなりの期間欧州中央銀行(ECB)と金融政策が相違することになると予想する」、「コスト競争力において、為替は重要な要素」との発言を受けて、ユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、133円23銭から132円60銭へ下落。株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。


 ポンド・ドルは、1.4938ドルから1.4865ドルへ下落。ドル・スイスは、0.9920フランへ下落後、0.9991フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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