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【通貨】外為サマリー:1ドル121円70銭台へ上昇、米コアCPIは強含み推移

 16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=121円74銭前後と前日に比べ1円10銭強の大幅なドル高・円安で推移している。

 前日の米国市場では、原油価格が上昇したほか、米消費者物価指数(CPI、エネルギー・食品を除くコア)が前年同月比で2.0%上昇となった。コアCPIが強含みだったことから米長期金利も上昇、ドルは一時121円79銭まで上昇した。

 この日の東京市場に移ってからもドル円相場は堅調に推移。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に模様眺め気分も強まっている。利上げはほぼ確実時されているが、その声明文や物価・政策金利見通し、それにイエレン議長の記者会見の内容が市場の関心を集めている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0934ドル前後と前日に比べ0.0110ドル前後のユーロ安。対円では1ユーロ=133円12銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。




出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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