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【経済】中国が武器輸出加速、小型護衛艦2隻をバングラデシュ引き渡し


中国が武器輸出を加速している。中国製の小型護衛艦2隻が江蘇省港湾で11日、バングラデシュ海軍に引き渡された。最新鋭の技術を搭載し、敵艦・敵機に対する動向の識別、水面・空中目標物への攻撃、対岸攻撃などが可能。バングラデシュ海軍の主力戦艦として位置付けられる。中国国営テレビの「中央電視台(CCTV)」電子版が13日付で伝えた。

中国船舶重工集団公司(CSIC)が湖北省武漢市で建造した。排水量は1300トンで、全長90メートル、全幅11メートル。最大速度は25.5ノット(時速約47.2キロ)に設定された。2000海里の連続航行が可能。バングラデシュ海軍の要望に応じて各機能をカスタマイズした。海上パトロールや、捜索・救援活動にも対応。熱帯エリアでの服役にも耐えられる能力を備える。

これで排水量1000トンを超える軍艦の輸出は、中国で累計20隻に達した。輸出先は、バングラデシュ、タイ、ミャンマー、パキスタン、エジプト、ナイジェリア、アルジェリアなど。

世界の造船強国であるドイツ、英国、ロシア、韓国なども、新型護衛艦を相次ぎ市場投入。護衛艦市場を巡る競争は、激化しつつある。武器輸出を強化する中国は、コストパフォーマンスと実用性を売りに海外市場に打って出る考えだ。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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