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【材料】アスクルはカイ気配でスタート、第2四半期最終利益が前年同期比3倍で高進捗率も評価

 アスクル<2678>はカイ気配スタートで3日続伸。同社が15日取引終了後に発表した16年5月期第2四半期累計(5月21日~11月20日)の連結決算は、売上高が1499億4400万円(前年同期比13.6%増)、営業利益は44億5300万円(同2.7倍)、最終利益は27億7500万円(同3.1倍)と高水準の伸びを示した。オフィス向け事務用品や工事現場向け製品など法人向け通販事業が好調で収益を牽引、販売単価の上昇も寄与した。これを評価する買いが流入した。

 なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。売上高3045億円(前期比10.0%増)、営業利益80億円(同16.8%増)、最終利益44億円(同9.1%増)を見込んでいるが、第2四半期時点で最終利益の通期予想に対する進捗率は63%に達しており、増額期待も浮上しそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2015年12月16日 09時06分

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