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【通貨】東京為替:ドルはもみあい、日本株の下げ幅縮小でやや戻す


14日の東京外為市場で、ドル・円はもみあう展開となった。日経平均株価が下げ幅を縮小したことから、ドルはやや値を戻した。


ドル・円は前週末に原油価格の指標となるウェエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が一時35.16ドルまで下落し、リスク回避の円買いが強まった。週明け東京市場で、ドル・円は日経平均株価の大幅安を受け朝方やや売られたが、その後は日経平均の下げ幅縮小でドルは値を戻す展開となった。


足元で株安が多少意識されているようだが、リスク回避的な円買いのフローは朝方から増えていないようだ。ランチタイムの日経平均先物は下げ幅をさらに縮小していることから、ドルはさらに値を戻す展開となろう。ただ、15-16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合結果が判明するまでは、主要通貨の為替取引はやや動意薄の状態が続く可能性がある。


なお、ユーロ・ドルはもみあい、1.0968ドルから1.1013ドルで推移。また、ユーロ・円は強含み、132円49銭から133円11銭で取引された。

【経済指標】
・日銀短観10-12月期調査:12(予想:大企業製造業DIは11)

【要人発言】
・南アフリカ・ズマ大統領
「ネネ財務相の後任であるデービッド・ファンルーエン氏をゴーダン氏に交代する」

《TY》

 提供:フィスコ

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