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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、商品相場の軟調地合いが重石に


■大幅下落、欧米株安や原油続落が嫌気される

先週の豪ドル・円は大幅下落。10日発表された11月失業率は5.8%に低下し、利下げ観測は大きく後退した。しかしながら、11日の欧米市場で原油先物は続落し、欧米株安を嫌気した豪ドル売り・米ドル買いが活発となった。この影響で豪ドルは87円を下回った。取引レンジは86円80銭-90円51銭。

■もみあいか、商品相場の軟調地合いが重石に

今週の豪ドル・円はもみあいか。豪準備銀行による追加利下げの思惑は大きく後退したが、商品相場の軟調地合いが継続する可能性があることや中国経済の先行きに対する不安感は消えていないことから、ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルは対円で上げ渋る見込み。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:86円00銭-88円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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