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【市況】【市場反応】米12月ミシガン大消費者信頼感指数/10月企業在庫、ドル下げ止まる


 外為市場では12月ミシガン大学消費者信頼感指数の改善でドルはいったん下げ止まった。ドル・円は120円84銭の安値から121円30銭前後へ反発。ユーロ・ドルは1.1031ドルから1.1096ドルへ反落した。


 米国の12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は91.8と、市場予想の92.0を下回ったものの11月の91.3から上昇。8月来で最高となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待の指標として注目している同指数の1年期待インフレ率は2.6%と、11月の2.7%から低下。また、5-10年期待インフレ率は2.6%と、11月と同水準を維持した。


 同時刻に米商務省が発表した10月企業在庫は前月比0.0%と、市場予想の+0.1%を下回り、7月来の低い伸びに留まった。9月分も+0.3%から+0.1%へ下方修正された。売り上げは-0.2%。売り上げ在庫比率は1.38と再び上昇基調にあり、景気後退時2009年初旬以来で最高に達した。

【経済指標】
・米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:91.8(予想:92.0、11月:91.3)

・米・12月ミシガン大学1年期待インフレ率:2.6%(11月:2.7%)
・米・10月企業在庫:前月比0.0%(予想:+0.1%、9月:+0.1%←+0.3%)

《KK》

 提供:フィスコ

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