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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】共産党・志位氏:軽減税率の実態は2%増税=5兆4千億円の増税額を4兆4千億円にするだけ


共産党の志位氏は「軽減税率というと税負担が軽くなる錯覚が起こるかもしれないが、実態は2%増税=5兆4千億円の増税額を4兆4千億円にするだけ。大増税に変わりはない。 年金、医療、介護、あらゆる分野で社会保障を切り捨て、 大企業減税、5兆円を超える軍事費に税金をつぎ込み、 庶民大増税は許せない!」とツイート(12/11)

現時点で消費税率を10%にすることが間違いなく決まっているわけではないが、軽減税率の議論は消費税率を10%に引き上げることを確定的にするものであり、無視できない動きとの声が聞かれている。5%から8%に引き上げたときも大きな影響があったが、10%への税率引き上げは家計に極めて大きな影響を及ぼす可能性がある。財政再建が目的であるとしても税収増加の保証はなく、財政事情が好転するわけでないとみられている。株式市場への影響は2016年度後半頃に表面化するかもしれない。

《MK》

 提供:フィスコ

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