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2015年12月11日16時36分

【市況】次第に個人主体の売買から中小型株やテーマ株物色へ【クロージング】


11日の日経平均は4日ぶりに反発。183.93円高の19230.48円(出来高概算24億株)で取引を終えた。米株高の流れを受けて買い先行の展開が意識されていたが、先物オプション特別清算指数算出(SQ)に絡んだ商いが、差し引きで売り越しだったことが影響し、日経平均は続落で始まった。しかし、SQの需給要因が通過したことにより、その後はじりじりと切り返す展開に。為替市場では1ドル122円台を回復するなど、円安に振れていることも買い安心感につながり、日経平均は一時200円を超える上昇に。

その後は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げを見極めたいとのムードもあり手掛けづらさはあったが、日経平均は1万9200円レベルでの底堅さがみられた。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも上昇しており、特に中小型株指数の強さが目立っている。

来週は14日に発表される12月調査の日銀短期経済観測(短観)、17・18日に日銀の金融政策決定会合、米国では15・16日(米時間)に米連邦公開市場委員会(FOMC)といった重要な経済イベントが注目される。市場コンセンサスでは12月の追加緩和を予想する向きはなく、米FOMCでの利上げの影響を見極めつつ、1月での追加緩和と予想されている。

米利上げ実施でアク抜け感が強まるなか、1月の追加緩和への思惑から、師走相場を意識した先高感が次第に強まることが期待される。また、国内外の機関投資家は冬休みに入ってくるため、個人主体の売買になりやすい。そのため、中小型株やテーマ株等での値幅取りに向かいやすい。とりわけ自動運転など、来年のテーマを探る動きなども強まってくるだろ。

《AK》

 提供:フィスコ

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