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【経済】ウクライナ:ロシアに対する債務不履行か、プーチン大統領が提訴の構え


ウクライナがロシアに対する債務不履行になる可能性が高まっている。ロシアが2013年末に購入した総額30億米ドルのウクライナ国債の償還期限は今年12月となっているが、ウクライナ側が返済する意向を示していないと報じられた。

ロシアのプーチン大統領は、ウクライナが返済しないなら、国際司法裁判所に提訴する構えを示している。これより先、ウクライナの債務再編をめぐり、ロシアはほかの国際債権者と交渉に参加した。米国と欧州連合(EU)の担保を前提条件として、2016-18年の間にウクライナから年10億米ドルの返済を認めた。ただ、米国とEUはともに担保することに拒否した。

また、国際通貨基金(IMF)は今月8日、貸出規則を改定し、国債デフォルトの場合でも債務者に対する資金の提供を許可することに決定。これにより、ウクライナはIMFからの継続援助を受けられることになる。

一方、ロシアは、IMFの規則改定に強烈な不満を示し、IMFが改革しなければ、信用度が落ちると批判した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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