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【経済】人民元、対米ドルで長期的に下落する根拠がない=外貨管理局


中国の外貨管理局はきのう10日、米ドルに対する最近の人民元の下落について、一時的な乱高下だと指摘。中国の国際収支が健全であり、人民元が長期的に下落する根拠がないと強調した。

人民元が国際通貨基金(IMF)特別引出権(SDR)の構成通貨に組み入れられた後は元安傾向が続いており、きのう10日の対米ドル仲値は1米ドル=6.42元突破し、約4年ぶりの元安水準を記録した。市場関係者は、最近の元安について、米利上げ観測に伴う米ドル高が進んでいるほか、11月の中国の外貨準備高が872億2300万米ドル大幅に減少したことも一因であると分析した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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