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【市況】【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数/11月輸入物価指数、ドル上値重い展開


 外為市場では米週次失業保険申請件数や輸入物価指数の結果を受けてドルの上値の重い展開が継続した。ドル・円は121円41銭から121円35銭へじり安推移。ユーロ・ドルは1.0938ドルから1.0965ドルへじり高推移した。


 米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比1.3万件増の28.2万件と、市場予想の27万件を上回り、6月末以来の高水準となった。失業保険継続受給者数は224.3万人と、予想外に前回216.1万人から増加し、9月初旬以来の高水準。


 一方、同時刻に米労働省が発表した11月輸入物価指数は前月比-0.4%と、下落率は市場予想の-0.8%下回った。10月分も-0.5%から-0.3%へ修正され、輸入インフレの改善が示された。

【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:28.2万件(予想:27万件、前回:26.9万件)
・米・失業保険継続受給者数:224.3万人(予想:215.5万人、前回:216.1万人)
・米・11月輸入物価指数:前月比-0.4%(予想:-0.8%、10月:-0.3%←-0.5%)

《KK》

 提供:フィスコ

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